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中間支援組織について考える (no102)

 2005年になって、学校での授業や連続講座の請負を連日こなし、事務所のパソコンに
向かう時間が作れないまま1月も終わろうとしています。
書きたいことはあれもこれもと思い浮かぶ、そんな中、断念して今回は深夜自宅にて
パソコンに向かっています。

 信じがたい暴力事件の報道を耳にするたびに、SEANが実施している子どもたちを対象にした
G-Freeプログラムの必要性と可能性を信じ、これ以上子どもたちを被害者にも加害者にも
したくないと活動に拍車をかけつつも、中間支援組織としてのたかつき市民活動ネットワークの
活動にも追われる日々です。

 実際のところ、2足のわらじを履くことのメリットとデメリットの狭間で、物理的な限界を感じて
いるところです。

 2001年5月、市民活動促進懇話会の市民公募委員になったのがきっかけで、今ではSEANが
ネットワークの参画団体の一員となり、私はネットワークの副理事と協働部会担当理事、
高槻市市民公益活動サポートセンター管理運営委員と、そして、市との共催で2月26日に実施する
市民公益活動促進フォーラムの実行委員長を務めています。
 懇話会委員になった頃は、中間支援組織なるものの必要性など考えたこともなく、
ただ1団体の力では行政はなかなか相手にしてくれないことへの憤りから、せっかく市が市民に
投げかけたチャンスを逃すまいと、市民委員に応募をしました。

 あれから約4年、SEANの活動も継続すれば末広がりに広がるわけで、その取り組みをこなすことで
手がいっぱいなのですが、それでもなんとか中間支援組織であるネットワークの活動を
出来る範囲で確実にこなしてきました。
 
 今ここへきて思うことは、これからの時代は地方分権や少子高齢化に拍車がかかり、市も経費削減を
余儀なくされ、そうなれば市民や市民団体の力を借りる形で協働を考えざるを得ず、市にとっても
市民活動の活性化と協働は重要課題になると推測できます。
 また、NPO法が成立されてから、市民活動も活発になり、中間支援組織への多様なニーズや期待は
高まってきています。
 ですから、市にとっても市民・NPOにとっても、市民活動を活性化させ、その仲を取り持つ中間支援組織
の存在は必要不可欠になっていくものと思うのです。
 にもかかわらず、市もNPOも、中間支援組織をどこか第3者的に捉え、「してあげる」「してもらう」
組織として認識しているような印象を受けます。

 以前このコラムで、ある団体の総会で、NPOを支えているのは会員の皆さんの「知恵」「汗」「金」
であると話されたことに、痛く共感したと書いたことがあります。
 もちろん、中支援組織とて市と対等な関係性の上で、発言力を持つ為に馴れ合いはいけませんが、
これからの時代には、市にとっても、市民、NPOにとっても、中間支援組織は必要な組織であるとの
認識に立って、両者が「知恵」「汗」「金」をいさぎよく出し合い中間支援組織に主体的に関わり
育てていくくらいの気持ちが必要なのではないかと思います。

 誰もが住んでよかったと思えるまちを、主体的に共に築きあげていきたいと切に願う中、
先行きが見えてくるまでは2足のわらじを当面は履き続けていこうと思っている今日この頃です。
             
                         2005.1.30 かえこ


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