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2006年、年始に思うこと (no.201)

 年末年始は日々の活動から離れ、一般社会の考えに組み込まれ過ごす事になります。
 街に出れば消費社会の中で人があふれ、その光景に疑問を感じつつもけっこう
それが楽しめる自分もいて、複雑な心境に駆られます。
 
 雑誌やTVなどのメディアや、経済の流れも面白おかしく景気回復に向けて消費社会を描き、
ぼんやりTVを観ていると簡単にその流れの中に組み込まれていきます。
 そこで生み出されるのは、「結婚」して「家族」を持つ事、そのために女は美貌を磨き、
男は腕を磨き、そしてそうやって、お金ですべてを手に入れられる「勝ち組」になることこそが、
みんなの憧れの的であるといった価値観なのではないでしょうか。

 「人権」という言葉さえ存在しないのではないかと、感じる発言にぶつかることもあり、
日頃の活動の中では一定の方向性を持った人たちに囲まれており、自分たちの活動範囲の狭さや
免疫力のなさを痛感してしまいます。

 地道に活動を続け、そこそこ頑張ってはいるけれど、それぞれの活動の価値観に共感し
関わってくる人はホントに少数派で、1つ1つのNPOの活動範囲にも限界があり、どうりで自民党が
圧勝するはずだと妙に納得してしまいます。

 それでも、いくつも届く年賀に返事を書きながら、少数派といえでも孤立している訳ではないことを
心に留め、あきらめたら終わってしまうだろうと現実をとらえ直しているところです。

 自分も含めあらゆる人の人権尊重に思いをはせ、さまざまな役割の違いを活かし、つながり、
協働して行く先に未来を築いていきたいと年の始めに改めて思いを確認している次第です。

 これからの社会は、社会的弱者の視点を持つ少数派がつながり、協働していく事がとても重要だと
認識しています。協働は、あくまでも目的達成の為の手段です。
目的の共有なくして行われる協働は、上下関係を生み出す可能性があるからです。

 役割の違いを活かしながら、いかに目的を共有するか?

 NPOと行政が協働するにしろ、NPO同士が協働するにしろ、役割の違いを非難し合うのではなく、
理解し合う努力をし、自らできることを提案し合う関係が本来の協働の姿であって欲しいと切に願います。

 新たな年も、コツコツと活動を継続させていく所存です。
ご一緒できる事があれば、ぜひご一緒に!
どうぞ、今年もよろしくおつき合い願います。

    2006.1.4 かえこ 


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