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子どもの育ちと関るということ(no.213)
娘たちが23歳と19歳になった今、子どもたちが幼かった頃過ごした時間がとても懐かしく、
当時は辛かったかもしれない出来事も、楽しかったこととして思い出されるのがとても不思議です。
そんな経験を活かしながら、様々な形で子育てに関する講座を請負っています。
平日の昼間に実施される子育て講座に参加される方は、多くの場合子育てを専業とする母親たちです。
そこに参加される母親たちは、とてもまじめで一生懸命すぎるくらい一生懸命な人たちです。
母親である自分から離されることで、子どもが大泣きすることに罪悪感を抱え、
子どもの行動のすべての責任を母親である自分のせいだと思い込み、どうすれば
よりよい母になれるのかを思い悩んでおられる方が実はとても多いのです。
それは、仕事を抱えながら、子育てをしている母親たちも同じで、仕事や家事・子育ての
すべての責任を一身に背負いながら、自分が欲張りすぎることで子どもたちに寂しい思いを
させているのではないかとの罪悪感に駆られている母親たちもたくさん存在しています。
にもかかわらず、何か子どもに問題が起こるたびに、女性が社会進出し『母性』が欠如したことが
原因であるかのごとく報道され、「母親失格!」と攻め立てられるのですから、
ますます母親たちの罪悪感に拍車がかかり、子どもたちにとってもかえってしんどい状態を
生み出しているのが現在の子育て事情なのではないでしょうか。
2人の子どもを育てた経験や、SEANの保育事業や出前授業を通してたくさんの子どもたちと
出会う中で感じることがあります。
それは、子どもが生まれ持っている資質や感じ方・考え方は10人10色であり、その資質に合った
関わり方も多様でケースバイケースであるということです。
よりベターであるということはあるにしても、どの関わり方が一番良いかということは、
その子どもが大人になって初めて結果となることですし、その良し悪しは教育者でも医者でもなく、
当事者である子ども自身が感じ考え、完結させることなのだ思います。
もちろん、親としての自分への評価を第一優先に考えたり、子どもの人生に自分が果たせなかった
人生の肩代わりを求めたりすることは論外ですが。
あなたの命をかけがえのないものとして受け入れ
あなたの幸せを願い そして
あなたの人生を信頼し応援している
その想いがきちんと子どもに届きさえすれば、関わり方は多様であってもいいのではないかと、
最近では柔軟に考えるようになりました。
充分にその想いを持ちつつも、周りの否定的な評価や突き放されることでの孤独感から、
子どもとの自分の関わり方に不安を抱き、自信を持って一貫した関わりができなくなってしまうことが、
子どもたちにとっての親への不信感につながっていることもあるのではないでしょうか。
自信をなくし、涙を浮かべる(母)親たちに出会うたびに
「あなたはあなたでいいんだよ。あなたのその想いに自信を持っていいんだよ」と
抱きしめたい衝動に私が駆られるのは、子どもと関る中で培われたいわゆる『母性』の
なせる業でしょうか?
子どもの育ちとの関りは、ひとり一人のかけがえのない命との出会いであり、
自分の人生や社会のあり方と向き合うことです。
「おとうさん、子育てに参加しましょう(協力しましょう)」という言葉に、私は抵抗があります。
それは、父親も子育ての主体者であるべきだという考えと、子どもとの関わりを通して命の尊さや、
自分の人生や社会のあり方と向き合って欲しいとの思いからと、『母性』が男性にも育まれることが
科学的にも立証されているわけですから、多くの男性にも『母性』を育んでもらいたいと思うからです。
自分の労働で対価を得ることも、子どもの育ちとの関わりを通して自分や社会のありかたと
向き合うことも、どちらも人が持ちえる義務ではなく権利であると捉えれば、性別に関りなく、
子どもを産もうが産むまいが、誰もがその権利を行使できる社会をめざすことが
少子化対策にもつながるのではないかと思ったりもしています。
さて、話は変わりますが、今秋SEANでは講座や事業が目白押しです。
10月には下半期に向けてのサポートとんがらしワーカースタッフ養成講座を開催いたします。
この講座はワーカースタッフ希望者だけではなく、これからの自分の生き方を模索しているみなさんにも、
お勧めの講座です。ぜひ、ご参加頂ければと思います。
2006.9.27 かえこ
::::::::::【SEANのもぎたて情報】:::::::::::::
1)サポートとんがらしワーカースタッフ養成講座・2006下半期
10月6日(金) 13:30〜16:30 Step1.2
Step1 NPOで社会参画“であい&つながり&エンパワー”
Step2 「わたし」を知る “わたしのたなおろし”
10月13日(金) 13:30〜16:30 Step3.4
Step3 「わたし」を計画する “人生プランニング”
Step4 「わたし」を実行する “さぁはじめよう!”
受講料:Step1〜4通しで 正会員2,500円 非会員3,500円
保育: 各日 1人1,000円 ・ きょうだい800円
会場:高槻市立総合市民交流センター 視聴覚室・第3会議室
*講座修了生は、サポートとんがらしワーカースタッフとして
保育等のお仕事を請負うことができます。
登録希望者以外の方の参加も大歓迎!
2)子育てママのおしゃべり広場
(保育つき、ママのための安心おしゃべり広場です)
テーマ 「子ども」
10月3日・17日(火)子どもの育ち
11月6日・20日(月)しつけ
12月4日・18日(月)子どもの友だち関係
*ファシリテーター 遠矢 家永子
*SEAN 1F つどいのスペース
*定員7名(先着順)
*参加費 テーマごとに前納(茶菓子代含む)
非会員4,200円(700円×6回) 正会員3,000円
*保育料 1人目1,000円・2人目から700円
(KIDSステーション2時間保育:通常は1人2,000円)
3)みんなであそぼっ!ともだちつくろっ!わくわくキッズ!
(造形遊びつき一時預かり保育)
9月29日 ペットボトルボウリング
10月
6日 ミニミニ運動会
13日 電車でGO!
27日 秋の収穫ごっこ
*講師:サポートとんがらしワーカースタッフ
*毎金曜日 9時30分〜12時
KIDSステーション(SEAN事務所2F)
*参加費 1回 2,000円(正会員1,500円) 材料費各100円
3回事前申込の場合 5,000円
*定員 10名(要申し込み)
4)高槻市協働活性化モデル事業
協働開催:SEAN・高槻市立男女共同参画センター
◆かつて「子ども」だった あなたのための子育ち講座
11月10日 「子ども」だった頃の わたしを抱きしめよう!!
17日 「女の子なのに」「男の子だから」より わりのままがス・テ・キ!
24日 大人と子どもの「力関係」って?
12月 1日 子どもも私もどっちも大事!
*講師 遠矢 家永子
*毎金曜日 10時〜12時
*高槻市立男女共同参画センター第4会議室
*茶菓子代 200円×4回(定員20名/基本的には全講座にご参加下さい)
*保育:各800円(要申込・定員15名)
◆「子育て」「わたし育て」情報ライブラリー
情報満載☆「子育て」をモット楽しく!
【常設コーナー】
11月10日(金)〜12月8日(金)
高槻市立男女共同参画センター オープンスペース
【特設コーナー】
11月10日・17日・24日・12月1日
各金曜日 12時30分〜15時
高槻市立男女共同参画センター 研修室
*男女共同参画センター蔵書の紹介とビデオ上映
*「食と子育て」「障害と子育て」「お勧め絵本」
「SEAプログラム紹介」「子育てアンケート報告」などの掲示
*保健師による発達相談コーナー(予定) 他
*下記、一時預かり保育がご利用できます。
◆期間限定/一時預かり保育
11月10日・17日・24日・12月1日
各金曜日 10時〜15時
高槻市立総合市民交流センター4F 保育室
保育料:700円/時間
*要事前申込・定員15名
*講座に参加されない方もご利用できます。但し
講座受講生が優先されます。
ブックレットになりました!!
ジェンダーフリーで綴るNPO発信レポート「かえこのちょっと言わせて」
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no.101/no.102/no.103/no.104/no.105/no.106/no.107/no.108/no.109/no.110
no.111/no.112/no.113/no.114/no.115/no.116/no.117/no.118/no.199/no.200/no.201
no.202/no.203/no.204/no.205/no.206/no.207/no.208
no.209/no.210/no.211/no.212
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