かえこのちょっと言わせて (no.66)

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  ファミリーサポートセンターについて 

 私は2001年度市民公募による高槻市市民活動促進懇話会の委員として、
市民活動を促進することの意味や重要性をずっと議論してきました。
その内容を提言書としてまとめ市へ提出したことを受けてか、今年度の施政方針の
中で「市民生活の身近な地域ニーズに対し、ボランティアグループとNPOなどが
一定の対価の下に、きめ細かなサービスを提供する、いわゆるコミュニティビジネス
については、生きがいや自己実現、雇用の創出等の効果も期待できることから、
多くのプロジェクトが生まれるよう、先進事例を参考にしながら育成、支援の仕組み
づくりに向けて検討してまいります。」と言う言葉が盛り込まれました。
 また、今回の議会の中で、高槻市でもようやくファミリーサポートセンターを開設する
方向で予算化が進められています。ファミリーサポート事業とは、地域に於いて育児の
援助を受けたい会員と行いたい会員をコーディネートするサポート活動のことで、
地域ニーズに応えるものとしてその開設については私たちも歓迎しています。
 しかしながら、今回のファミリーサポート事業は、市の直営で実施するという方針が
打ち出され、コミュニティビジネスへの育成や支援どころか自力で何とか運営している
NPOと競合する形でその領域に参入する形で行われようとしています。そのことへ
疑問を投げかける意味で、今回当法人から市へ要望書を提出させていただいた次第です。
 その提出に関して、「せっかく今まで市といい関係を作ってきたのに、何故そんなことを
したのか?」と言った発言が私の耳に届きました。その方の言う「いい関係」とはいったい
どういう意味なのでしょうか?残念ながら、私にとってその言葉は「市にとって都合の
いい関係」としか聞こえませんでした。
 確かに決定には、様々な政治的なあるいは経済的な動きが絡んでいることは知って
います。けれども、官と民の構造的な力関係において要望書を提出するなど意見を
表明することは、私たち市民の大切な権利の行使です。ましてや、その方法もよく分から
ないまま、また的確なタイミングなども手探り状態の中でどうにかこうにか行使するわけです。
 『もっとうまく怒りたい!』(キャスリン・フィッシャー著/学陽書房)という本の中に下記の
ような文章を見つけました。
 「非暴力の基本的な3つの方法は、@非暴力と説得―間違っていることをはっきりさせ、
他者に理解できるよう手助けする。たとえばスト、デモ、ロビー活動、署名など。
A非暴力的非協力―間違っていると考えることに参加するのを拒否することができる。
ボイコット、ストや納税拒否など。B非暴力的介入―間違っていると考えるところに踏みこみ、
封鎖、不服従、座り込みによって妨害する。」
 日本ではこういった非暴力の方法でさえ、まだまだ否定的かつ攻撃的なニュアンスで
取られることが多々あります。でも、黙っていたのでは現状を知ってもらうことも出来ませんし、
現状を変える手立てにもなりません。私たちの立場から見えていることの事実は事実として、
めげずにこれからも意見は表明していきたいと思っています。      
                          2003.7.15 かえこ


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